甘納豆の製法
甘納豆発祥以来の製法を創業以来守り続けています
甘納豆の発祥は約200年前の江戸時代まで遡るとされており、当時の製造方法は、豆を水にしたし、大釜で炊き上げ、一番蜜、二番蜜、三番蜜と濃度の違う糖蜜に幾度と漬け込み完成させていたと云われています。
弊社では、創業以来60余年の間、この昔ながらの製法にこだわり続け、圧力釜に頼らず、昔ながらの大釜で甘納豆を丹念に焚き上げております。
その製法を守り続けるには、多くの手間と多くの時間、そしてなにより時間をかけて培った職人の経験値が不可欠となります。それぞれの豆の特性や作柄、その日の天候や湿度等など、複雑に重なり合う状況を瞬時に見極める、職人の"勘"と技を駆使しなければ造り上げることは出来ません。
豆それぞれが持つ「風味」や「特性」を最大限生かし、甘納豆が持つ本来の「食感」を失うことなく、こだわり造り上げるために、昔ながらの製法しかないと思い信じ続けております。
ペクチンゼリーの製法
自然素材のペクチンを使い果実本来の風味を最大限に
八雲製菓のゼリーは、レモン・ライムなどの柑橘系果物の皮から抽出した”ペクチン”という素材を使って製造しています。
ペクチンの自然な酸味は、フルーツとの相性が抜群。
日本有数の果物産地である山梨に工場を構える私たちだからこそ作れる、地元の名産品の風味を最大限に活かしたゼリーを作りたいという想いでペクチンゼリーの生産をスタートしました。
自然素材のペクチンは甘納豆と同様に、その日の気温や湿度などの条件によって固まりやすさに違いが生じてしまう、とても繊細な素材。マニュアル通りだけでは完全な状態には仕上がらず、職人の"勘"と技を駆使しなければ造り上げることは出来ません。
子どもから大人まで安心して食べられる健康なお菓子であること。
山梨をはじめとするフルーツの美味しさをできるだけそのまま活かしたお菓子であること。
その想いを形にすべく、多くの手間と時間をかけた製法を守り続けます。